皆さん　あけましておめでとうございます。
   私達の生活は、地球の中で自然と共に営まれています。昨年は世界のあちこちで自然災害が起きました。日本も稀に見る東日本大震災とそれに伴って様々なこと、社会が、経済が、政治が大きく覆されました。物が溢れた豊かさの中で当たり前の生活に気付かされ、それぞれの思いやり感謝が『絆』へと変わり、「家族」「友人」へと課題が変わりました。本当の自分たちの生活の「豊かさ」が問われる社会へと変わろうとしています。
　
   保護者の皆様も、お仕事をされながら一生懸命お子様を育てる姿に感謝しています。子ども達は、保育園という集団の中で生活しながら、人間関係を繋げながら喧嘩をしたり助け合うことを学び合ったり行事を通して自分のことがわかってきたりと、各年齢でこんなにも成長しました。

　 5歳児は、とても元気が良く自己主張も強く、人間関係のトラブルが多かったです。でも、『鼓笛』『組体操』『赤い屋根発表会』と、みんなで力を合わせる事に気付いた、そして、自分のした事も認められるようになりました。3学期は、小学生になる準備としっかりと目を見て話を聞くことが出来る力、返事をしっかりする力をつけていきたいと思います。
　 4歳児は、行事を通していろいろなことに自信を持てるようになってきました。また、いろいろな年齢の子と関わりながらやさしや思いやりを持てるようにもなってきました。
　 3歳児は、少しずつ自分の周りの事が見えるようになってきました。プール活動や運動会等いろいろな行事を通して友達と一緒にいること、そして保育園に来ることが楽しくなって元気に来ています。生活面も自分の身の回りのことが出来るようになってきました。
　 2歳児は、自分から洋服の着脱が出来るようになってきました。子ども達も落ち着いてコーナーごっこ遊びを自分なりに楽しんでいます。食器も手で持てるようになって、箸も少しずつ持てるようになってきました。
　 0・1歳児は、歩けなかった子も歩けるようになってきました。たくさん散歩をして歩くリズムが出来てきました。食事も手掴みからスプーンが使えるようになり、自分で食べようとする気持ちになってきました。

　子ども達は、集団生活の中でいろいろな体験をしたり、人と人との関わり方を行事活動や遊びの中から自分なりに学んでいる姿に感動を覚えます。私達も子どもの成長を見守り、共に支えあいの『絆』を作りながら新しい年（2012年）を迎えて頑張って行きたいと思います。保護者の皆様も子育て時期を親子でいろいろな体験を通して『絆』を強めてください。
　
　 平成24年 心あたたかい1年になりますように！！